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SIDS(乳幼児突然死症候群)

 SIDSとは、乳幼児突然死症候群の略称です。
SIDSは未だ原因不明の病気ですが、予防手段として幾つか有力な情報も上がっています。


1.うつ伏せ寝

 現在最も有名な予防はこのうつ伏せ寝をさせないというものでしょう。
ではうつ伏せ寝は何故いけないのでしょうか?

 この問いにある産婦人科医は、「うつ伏せ寝ではお腹から十分な放熱が出来ず、体温が上昇してしまう。
そのため体温上昇による呼吸抑制が起きて、呼吸不全により死んでしまう。」と言っています。

 これはSIDSの起こる時期が比較的冬季に多く、冬の暖房時に厚着をさせて掛け布団を掛けるなど、過剰に暖められた室内で多く発生することからも、かなり説得力があります。
又これから考えると、冬の車内などでチャイルドシートに寝かせた状態で、厚着や暖房をし過ぎると同様に危ないことも示唆しています。

 ただ体温上昇は眠りを誘う為、よく寝るからと未だにうつ伏せ寝を推奨するところもあります。
皆さんが想像する寝具などによる窒息でないなら、周囲に気を配っても呼吸抑制は起こりますので、注意が必要です。


2.親の喫煙 

 これも気を付けるべき行動です。
SIDSに限らず、親の喫煙は喘息などの他の因子も引き起こしますので、個人的には子どもの傍で喫煙する親などは考えられません。
少なくともこのサイトをご覧になるような、子どもに気を配る人たちではあり得ないレベルのことです。


3.遺伝的要因

 遺伝的要因に関しては難しいですが、遺伝要因がイコール発症では無い以上、やはり日々の生活に気を付ける方が現実的で効果的だと思います。


 SIDSに関しては、今後診断をする際には司法解剖を義務付けられる可能性が大です。
そうなれば我が子を失った痛手の上に、直ぐに我が子を解剖されるということになります。

 自宅以外での死亡では仕方ありませんが、自宅で無くなった場合などは、自分たち以外には攻める人はいませんので、しっかりとした知識を付け、リスクを排除することが必要です。