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夜泣きと温度

 最近は暑くなるとクーラーで、寒くなるとヒーターで温度調節をするため、室温は常に一定条件になっているように感じます。
但しこれは大人の感覚での事です。

 子供にとっては、大人が何てことない温度変化でも体調に変調をきたす事もあります。
というのは、子供は元々体温調節が苦手であり、高温多湿なら熱中症に、低温なら冷えによる体調不良によって簡単に病気になってしまいます。
 

 俗に言う「子供は風の子」も、間違った解釈の元なのですですが、本来はむしろ子供は寒さには弱い存在なのです。
これは先にも書いた、子供は体温調節が苦手であるということに起因します。

 これを現代の生活に当てはめると、暑い日には汗を大いにかきますが、一旦クーラーの部屋に入ったからといって、この汗が一気にひいて体温を奪われないようになんて芸当は小さな子供には出来ません。
そのため熱い戸外では暑過ぎるし、冷えた室内では寒すぎるという事になります。

 これを繰り返している内に、どんどん体調は悪くなってしまいます。
またその中でも皮膚の感覚の敏感な子供は、その温度によるストレスで精神的にも不安定になり易いようです。
 夜泣きや疳の虫を持っている子供の中には、親のズサンな温度管理によって精神的ストレスを受け(肉体的でもありますが)て、これらの症状が出る子供もいます。

 私自身、夏の夜に寒すぎる部屋で寝て、怖い夢にうなされる事がありました。
これはうちの子供でも同じ現象が起こりましたので、温度によって夜泣きや悪夢が見えることは間違いないでしょう。


<夜泣き対策>

1.小さな子供がいる家庭では、温度設定は大人がやや暑いと思う程度が良いでしょう。

2.どうしても暑いなら、子供の寝間着は長袖にして、皮膚を冷たい空気に晒さないように。

3.当然空気の噴出し口の下には寝かしてはいけません。

4.このタイプで夜泣きする子供は、眉間が青白く見える子供が多いですね。