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夜泣き

 小児ばりは関西地方でよく行われていますが。
全国的にはあまり知られていません。非常によく効くのですが、鍼のイメージが「刺す」とか「痛い」というのが一般的にあるためか、あるいは夜泣きを治療するというのが世間体が悪い(?)と考えるためではないかと思います。

 私自身も2人と子供をもつ親として、子供の健康管理に小児ばりはしますが、ほとんど刺すことはありませんし、子供は嫌がりません。
それに子供の夜泣きの治療は、親御さんの健康管理の為にも、また子供の虐待防止のためにも是非小児ばりを普及させたいものです。

 下に私の子供の治療風景を載せました。
普段はこのような小児ばり専用のものを使いますが、代用品としてスプーンや10円玉でも良いでしょう。
これは主に皮膚を刺激する為に使うので、それに変わるものでしたら何でもいいです。
もちろん手の平や軽く爪を立てても構いませんが、皮膚を傷つけないようにしてください。
痛がらせないのがコツです。気持ちよくすると、次からは子供からせがんできます。
それではどうぞ。


最初は背中を軽く擦ります。上から下に軽く擦りましょう。嫌がるようなら誰かに抱っこしてもらい、その状態で行います。
次にお腹を時計回りに擦りましょう。
最後に頭を軽く撫でておしまいです。


 これは誰にでも出来るように説明していますが、効果はその子供の症状によって大きく変わります。
最終的には専門家にしてもらうほうが安心ですが、小児ばりは出来る人と出来ない人がいますので、事前に確認してから治療を受けましょう。
 家で寝る前に写真を撮ったので、寝間着にベッドの上です。
皆さんのご家庭でもこんな感じになるでしょう。子供さんとのコミュニケーションの一環としてやってみて下さい。これは私と長男(満3歳)です。


 次に一般的な注意事項です。

1.機嫌が悪く、いざやろうと思っても泣いてしまうようではしない方が良いでしょう。かえってストレスになります。

2.高い発熱があるときは止めましょう。

3.出来れば時間がゆったり取れる時に行うべきです。寝かし
  つけるために無理やり行うべきではありません。
 あくまでコミュニケーションの一環として行ってください。

4.皮膚を傷つけるまでやってはいけません。せいぜい皮膚が少し赤味が出るまでで止めてください。

 これらのことを踏まえて行うと思いもよらない効果が出るものです。
上のことは鍼灸院でも言えることで、子供を泣かせながら小児ばりをするようではいけません。
ただし熱を下げたりするのに、多少痛みが出る場合はありますので、夜泣きの治療に限れば泣かすのは鍼灸師が腕・知識の無い証拠です。

 小児ばりのさらに詳しい説明はこちらにどうぞ(専門家向けです)