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スポーツと鍼灸

 鍼灸はよくスポーツ障害の治療にも使われます。
スポーツ選手によく使われるのはトリガーポイントと呼ばれる方法で、私などが行う古典的な鍼灸とは大分違った方法です。
 ここでは敢えてその優劣は問いませんが、古典的鍼灸では当然スポーツ障害の治療にも適しています。

 スポーツ選手の治療では比較的局所に強い刺激を用いることが多いため、治療はワンパターンになりがちです。
元々古典的な鍼灸では経筋という概念があり、この経筋というものを使った治療法では、局所に鍼を刺さずに治療することが出来ます。
 この経筋は西洋医学でいう筋肉とは違い、機能別(働き別)にまとまったもののようで、脚に鍼を刺して背中を治療したりという事が出来ます。

 当然、他の疾患と同様に経絡を使った治療も併用します。
特にスポーツも高度になったり、職業スポーツであったりすれば、他の疾患と同様に精神的ストレスも関わってきます。
こうなれば局所の鍼だけでは効きませんから、きちんと心身のバランスを考えて鍼灸をする必要があります。

 こう考えればスポーツ選手とて特別ではありません。
局所だけで治るほど身体は単純なものではないでしょう。

 今まで局所のみの鍼灸で治療を受けていた方や、治りがイマイチだと考えていた人は、古典的な東洋医学を用いた鍼灸に是非かかってみて下さい。