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母乳とミルク

 よく母乳で育てると健康で、ミルクだと太るだけで弱い子どもが出来るなんて言いますよね。あれって本当ですかね?


<初乳は重要>

 出産後すぐの母乳は初乳といって、特に免疫グロブリンと呼ばれる成分を多く含みます。
乳児がお母さんの免疫力を貰うという元になりますので、出来れば最初のうちは母乳が必要です。
健康上の理由が無い時は、極力母乳が良いでしょう。

 特に生後5日くらいまでは重要ですので、多少辛いかもしれませんが、可能であれば頑張って下さい。
その後成分は栄養バランスのとれたミルクとなりますが、それでも2〜3ヶ月は可能ならあげて下さい。


<ミルクの子どもは太るだけ?>

 2〜3歳児の頃の肥満は、その後の体質形成に大きく影響を与え
ると言います。
ではこのミルク太りと言われる子どもさんはどうでしょう。

 基本的には問題ありません。
大抵のミルク太りと言われる子どもさん達も、寝返りやハイハイの練習を一日中やっている間に痩せていきます。
締まっていくといった方が良いでしょうか。

 母乳の場合には、6ヶ月以降に母乳成分がどんどん変わっていきますので、自然に母乳100%なら痩せていきます。
但し離乳食が早い子どもはこの限りではありません。
陽和堂では離乳食は遅め(8〜10ヶ月)を奨めていますので、ミルクや母乳を基本として考えています。

 またミルクは一応栄養素的には十分足りていますので、最初だけでも母乳をあげていれば、ミルクだから弱いということはありません。


<混合では>

 個人的には混合乳をお奨めします。
母乳100%でいける人はそれでも良いのですが、先ほど書いたように母乳100%では6ヶ月以降母乳成分が少々足りないこともありそうです。
でもその時になってミルクを与えようとしても、母乳をずっと飲んでいた子どもはミルクを飲んでくれません。

 そこで栄養不良を恐れて、焦って離乳食を与えることになってはいけません。
離乳食を早めれば、食物アレルギーからアトピーというような事態を起こしやすくなります。
そこで2〜3ヶ月を過ぎれば、混合乳をお奨めしているのです。


<楽もたまには>

 子育ては修行だと言わんばかりに、ひたすら子育てにノルマを課している人がいます。
確かに子育ては人間成長の場だとは思いますが、修験者のような修行ではなく、共に楽しみ苦しみながら成長していくものだとは思いませんか?

 苦しい苦しではノイローゼまっしぐらです。
子育てを楽しむためには、ある程度の精神的ゆとりが大切です。
そのために母乳をミルクに分担し、たまにはお父さんや家族に代わりを頼んでも良いのではないでしょうか?

 案外子育てを周りの人も楽しめて良いかもしれません。
お一人で子育てされる方は、より楽しんで出来る方を選択すれば良いと思います。
(初乳は別ですよ)