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陰陽って何?

 陰陽学説とは全ての物や事象を陰と陽に分け、その属性や両者の関係で物事を考えることです。
これも非常に複雑で、難解なものなので私にはまだ分かりませんが、五行と併せて陰陽五行と呼ばれ、東洋医学の重要な考え方の一つです。
簡単に言うと、もともと陰と陽は一つのものでしたが、やがて一つのものが分かれて、陰と陽が出来ました。

 ここから全てのものが生まれたと言うことですが、イメージしやすいのは、月と太陽とか男と女とかでしょうか。皆さんも何となく陰と陽の関係はお分りでしょう。
この場合、月は陰で太陽は陽、男は陽で女は陰です。
しかし夜に光る月は、昼間の太陽のように相対的には闇に対して明るいため陽の要素ももっています。
また曇り空の太陽は快晴の時の太陽よりも陰の性質があり、冬の太陽は夏に比べて陰の性質が強くなります。
これは陽の中にもさらに分けると陰と陽が、陰の中にも陰と陽があるということが分かります。
これは男女でもそうですね。
物事を見る視点や、時間、条件次第でどんどん変化していきますが、そのもの自体は陰陽のバランスが最低限保たれる限り存在します。
陰陽のバランスが極端に崩れるとそのものは形を変え、そのままでは存在できません。
これを人の身体に例えると、病気になった時は、丁度陰陽のバランスが崩れた時に相当しますが、ある一定ラインを超えて崩れると、その人はそのままの形では居られません。
つまりその人には死が訪れます。

 私たち東洋医学を志す者は、この陰陽のバランスを鍼灸や漢方薬などで整えているのです。
身体のバランスをとるということは、陰陽のバランスをとるということなのです。

 経絡や臓腑、気血などの陰陽を整えることで、身体は自らの身体を修復していくのです。言うのは簡単、するのは中々難しいのですが、これが基本であることは疑う余地はありません。