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鍼灸の学校

 最近は不況のせいか、手に職を付けたいと言って鍼灸師を目指す人が多くなってきているようです。
鍼灸師になるには、3年間養成校で勉強し(?)受験資格を得てから、国家試験を受けて鍼灸師になりますが、学校と言ってもほとんどの人間が仕事をしながら通っています。(鍼灸大学や同時に2学科行く人は別です)

 鍼灸師といっても、普通のサラリーマンに比べるとかなり低い労働条件で働いている人が多く、それを知っただけでも辞める人が多くなるのではないかと思うくらいです。
開業する人間も、鍼灸のみの資格でする人はほんの一握りで、多くは柔道整復師という資格を取って、鍼灸整骨院として開業します。
これは整骨院の場合保険を使って治療が出来るからで、実費治療がメインの鍼灸とはかなり経営の面で変わってきます。このこともあってか、鍼灸を本当に真剣に勉強しようと言う人が少ないように思います。

 もう一つ、鍼灸の専門学校の場合、学校で授業を受ける時間は約3時間で、そこに夏休みや春休みなどの長期休暇が入りますので、十分な勉強カリキュラムが元々出来るわけが無いとも言えます。
当然、学校の授業だけでは鍼灸で人を治すなんてとてもじゃないけど出来ません。
というよりも怖くて人になんて刺せないというのが本当のところです。
ここ2、3年で鍼灸の学校が急激に増え、本当にこれからこの業界はどうなるんだろうと思っているのは私だけでしょうか?

 私も含めて、多くの若い鍼灸師が勉強から逃げることなく、努力しないといけないと思います。