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舌の話

昔から東洋医学では診察の中に舌診(ぜっしん)という診察技術があります。これは舌の形や色艶、苔(こけ)の色や質、量で身体の中を知ろうというものです。勉強しだすと大変奥深いものですが、簡単なものなら皆さんがご家庭で自分の健康管理に使うことが出来ます。

<舌の形>

 まず舌の形ですが、本来は適度にしまった舌平目(他に思いつきません)のような形をしています。大きく腫れていればあまり体調は良くありません。逆にあまりにも小さく縮んでいるのも良くありません。


<舌の色>

 舌の色は少し赤みのあるピンク色位です。赤いのは身体の中に炎症(熱がある)が起きていることを表し、青かったり紫なのは冷えや血の巡りが悪いことなどを表します。白っぽいのも冷えや元気が無いのを表します。


<苔>

 苔は薄くて白いものが良いとされています。あまりにも分厚いものや全くないのは良くありません。また一部が剥がれているものは、それに対応するところが弱っていることを表します。対応する部位については下の図を見て下さい。苔の色が白いのは冷えを、黄色いのは熱を表します。ただし白くても薄いものは心配ありません。
 理想的な舌は健康な子供の舌です。身近にいたら見て下さい。当然子供でも体調が悪いと舌に反映されます。


<舌と身体の関係>

 舌は身体全体を表します。下の図のように、舌の先は身体の上部を、真ん中は胃腸やお腹の周囲を、舌の付け根は下っ腹から下を表します。