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黄斑変性症の再発予防

 様々な形や要因で結果的に黄斑変性症になった方が、適切な処置をした上で無事回復したとしても、次に気になるのは病気の再発です。

 同側に再発して更なる症状悪化も怖いですが、反対側に発症することで両方が傷害されることは、患者さんにとって最も怖いことではないでしょうか?

 再発予防としての鍼灸治療について考えていきたいと思います。

1.再発予防の為の鍼灸治療

 発症から間もなくの治療の場合には、大体週2回程度の鍼灸治療が必要ですが、症状が安定している再発予防の場合には、週1回程度から徐々に頻度を延ばしながら治療を行います。

 治療自体は体調管理の為の鍼灸治療と、眼の疲れを取る(血流改善)ために治療を行います。
治療自体は急性期の治療とそう変わりませんが、治療頻度が人により変わります。

2.治療頻度の目安

<眼を酷使するIT系の仕事や極度の精神的ストレスが掛かる仕事の場合>

・週1〜2週に1回が目安となります。
・これはその状況が変わるまで続ける必要があります。
・何より再発予防を第一目的と考えます。

<仕事やプライベートで眼を殆ど使わない場合>

・2週に1回〜月1回程度の治療を行います。
・一時的に高負荷の仕事をしたり体調不良を感じる場合には随時治療を行います。

3.日々の管理

・アムスラー曲線は定期的に見る習慣を付けましょう。
・眼の疲れや眼球の痛み、後頸部痛、極度の肩こり、頭痛などがあれば治療を受けて下さい。
・喫煙は止め、強い紫外線は控えましょう。
・強い精神的ストレスを続けて感じる場合には、
 少し時間をおいてから症状が悪化することがあります。
 出来れば少し頻度を増やして治療を受けに来て下さい。


 これらを守ればかなり再発を予防出来るのでは無いかと思いますので、
「一度発症してから取り敢えず治まったから良いか」ではなく、
自身を持って生活出来る体調管理をしてみては如何でしょうか?