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今更ながら卵の質って何

1.卵の質の評価は時期によって違う

 卵の質の評価は、
初期胚と胚盤胞で違います。
初期胚での卵のグレードは分割の形がどれだけ整っているかで、
胚盤胞での評価は分割がどれだけ早く進んでいるかで評価します。

2.グレードの数やアルファベット

 また初期胚はグレードの数が数が小さいほど良く、
胚盤胞は数が大きいほど良い卵と言うことになります。

 初期胚は  グレード1>グレード5(1が最も良い)
 胚盤胞は  グレード1<グレード4(4が最も良く、5〜6は排卵期)

 更に胚盤胞では、
その後にアルファベットでA〜C(a~c)が二つ一組で付属します。
例えば理屈上4(5)(最高)から1(最低)までとなりますが、
一定以下のグレードの受精卵は育ちません。
実際のところ3BB以上が妊娠率が高いと言われます。

 ただそれ以下での妊娠も当然ありますし、
卵のグレードが低いからと言って赤ちゃんに何らかの障害等があるわけではありません。

 あまり一般の方には興味が無いかもしれませんが、
このアルファベットの意味を書いていきましょう。

 最初のA〜Cは胚盤胞の内細胞塊(赤ちゃん部分)の質を表します。
Aが最も良くCが最も悪い。
次のA〜Cは外胚葉(胎盤部分)の質を表します。

 最上はAAで最低はCCです。
つまり5AAが最上で1CCが最低となりますが、
1CCの場合病院側で廃棄にする場合もあります。

 知ってるようで知らない卵の質って何?
体外受精をしている人なら常に気にする卵の質ですが、
そこまで治療が進んでいない人には全く実感がない卵の質の話。
改めて勉強しましょう。