収録記事
トップ
不妊症・不育症
トップ

気滞とお血と不妊症

 子宮筋腫や内膜症、原因不明の月経前緊張証などが持病の方は、「気滞」や「お血」が原因の場合が多いのです。
「お血」と「血お」は同じような言葉で分かり難いのですが、血が巡りにくいという体質的な要因が「血お」であり、その結果出来た産生物が「お血」であるということです。 

 そのため「血お」は体質として扱われ、「お血」は血の固まりとして扱われます。
ではどうしてこれらの体質や固まりが出来るのでしょうか? 

 そこで重要になるのは、「気滞」という考え方です。
気滞は文字通り「気が滞る」ということを表します。
気が滞れば、その後血も滞ると東洋医学では考えますので、気滞があれば長期的には血滞が出来てしまい、立派な「血お」状態となるのです。 

 その結果出来上がるのが血の固まりである「お血」であると言うわけです。 

<治療>

・治療はまず気を巡らせることが重要です。
 気を巡らせるには、鍼灸治療という直接的な方法があります。 

・気や血を巡らせる最も単純な方法は「適度な運動」です。(過度では気滞を作ります)

・精神的ストレスは現代社会では最も危険な気滞の原因です。

・冷え性も「血お」体質と言えます。

・これらも鍼灸治療で改善できます。

・上記のことを考えれば、子宮筋腫や内膜症、冷え性などもまずは気滞を取り除くべきです。
温めながら気滞を取り除くには、灸が効果的です。