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ビタミン

ビタミン発見の歴史は、私たち人間とっては非常に重要な意味を持っています。
ビタミンという言葉はあまりにも身近になり過ぎてしまい、最早特別な存在では無くなったように感じられるのは、非常に怖いことです。

 私自身もビタミンに関しての項を書くことは、何かしら怪しげな通信販売の項を書くような後ろめたさも感じます。
これはビタミン自体のことではなく、皆さんのビタミンに対するイメージの問題からでしょう。

ビタミン剤と聞くと、どうしてもサプリメントによる通信販売をイメージしがちで、今までにビタミンを発見することにいかに世界の科学者が固執したか、また何故それほどまでにビタミンに拘ったのかなどは、ほとんどの人が知らないでしょう。

 そもそもビタミンとはVital(生命に必要な)とamine(窒素基をもつ物質)という二つの言葉からなる造語なのです。
そのうちこの物質が、必ずしも窒素を持っていないと言うことが分り、amineからaが取れてvitaminとなったというわけです。
即ちビタミンとは命の物質であるということですね。
実際に最近もビタミンB1を点滴に入れ忘れて、病院内で死亡している例もありますから、ビタミンが命に関わる物質であることは間違いありません。


<どのくらい必要?>

 さてこのビタミンですが、人によってかなり吸収能力や利用能力に差があり、さらに病気や身体の使い方などによっても必要量が変わります。
この人によっての必要量の差は、約20倍程度だと言われていますので、人によっては20倍のビタミンを摂取する必要があるというわけです。

 さぁこの吸収の悪い人や利用能力の低い人が、この通常の20倍ものビタミンを摂取しようとするとどうなるでしょう。
それこそ浴槽いっぱいの野菜やフルーツを食べることになってしまいます。
こういう時にこそサプリメントが役に立つのです。
サプリメントなら十分量のビタミンを、カロリーを気にすることなく摂取出来ます。


<疾病とビタミン>

 ビタミンが身体に必要不可欠な存在であることは恐らくお分かり頂けたでしょうが、ビタミンを治療にと言うのは少々戸惑いがあるでしょう。
でもサプリメント大国であるアメリカでは、州によっては精神科疾患にビタミン剤の投与が保険適応となっています。
これは日本と違い本当に必要なものにしか保険適応が無い国でのことですから、官と民の癒着で認可や不認可が決まる某国とは少々違った意味を持つのかもしれません。
ビタミンは物質代謝をする上で必ず必要な物質ですから、そういう意味では適応範囲はかなり広く、様々な難病にもこのビタミンを初めとした正分子を取り入れることは、治療の上ではかなり大きな効果を期待できます。


<取り方は>

ビタミン摂取の量や取り方は、その方によって違いますので、ここでは触れません。
またこのビタミンはこれに効くと言った情報は、どこにでもありますのでこれもここでは触れません。
敢えて言うなら良いものを信頼できる所で処方してもらい、それに対する評価をいかにしてもらうかです。

当院では血液検査(血液科学検査)の結果と古来の東洋医学での四診を併せて患者さんの評価を行うことにしています。


参孝リンク:
正分子療法の総合体力研究所