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アトピーの子供を持つ親御さんへ

〜子どもの治療を振り返って〜

 ここではアトピーの子どもを持つ親として考えた事や、治療家として考えた事を中心に書きたいと思います。
 小児アトピーの治療例であるように、私自身が子どもにアトピーを発症させてしまいました。(表現に異論があるかもしれませんが)

 私自身も幼少時には肌が弱く、冬場には湿疹や強い痒みに悩まされてたようです。
その頃はアトピーというものも一般的ではなく、学年に数人いるかどうかだったように思います。
 当然のように私も、ステロイド系の軟膏を痒みの出る肌に塗っていたことは記憶しています。(リンデロン)

 私の家内に於いては、家内の兄弟は全員がアトピーや喘息に悩まされ、その子どもも私の子ども以外はアトピーや喘息を持っているようです。
 つまり出るべくして出たとも考えられるのですが、食事などに気を使い3歳頃まで何とも無かったので油断したのが大きかったようにも考えています。

 少々お菓子類や刺激物が多いなとは感じていましたが、3歳まで発症しなかった事で、もう大丈夫だと思い、かなり偏った食事をさせてしまいました。
 これに加え次男が出来た事による精神的ストレスが、結果としてはかなりの要因になったようです。

 一旦発症してしまえば中々治らないのは、皆さんもご存知の通りです。
私の場合は毎日のように小児ばりをし、食事はお菓子や刺激物を控える程度で効果的に症状は軽減しましたが、それでも夜中に皮膚を掻く音は今でも忘れません。

 自分のせいで症状を出してしまったのではないかという自責の念と、皮膚を掻いている子どもをつい叱ってしまい、それを後で反省する思いで、日々ストレスを感じていました。
 うちは比較的軽い症状ですが、それでも結構なストレスでしたから、重症のアトピー症状を発症していれば、その親御さんの思いは察して余りあります。

 やはり経験してみないと分からないことですから、今回は本当に勉強になりました。
 今までは大好きだったお菓子売り場で、

「見てるだけやから」

と、ぼーっとお菓子を眺めている子どもの姿も、
近所の子ども会で貰ったチョコレートを、

「おーちゃん(自分)要らんねん。」

と言ってた姿も、当時は大変痛々しかったものです。  

 アトピーの治療には現在様々な民間療法がありますが、その中の選択肢に小児ばりを入れてみて下さい。
 勿論効果があってなんぼの世界ですが、話し合いながら少しづつ前進するつもりなら、親身になってくれる治療院を探しましょう。
必ずそういった鍼灸院があるはずです。