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とびひ(飛び火)

 "とびひ"は小児期に多く、皮膚の傷からブドウ球菌などの菌が感染することで起こります。
この"とびひ"は非常に強い感染力を持つため、一旦感染すると同じくらいの子供との接触は出来る限り制限しなければいけません。
 またこの"とびひ"は非常に強い痒みを出すので、しばしばその傷は掻き毟られ、その浸出液でどんどん感染部位を広げていきます。
 これが元々アトピーなどを持っているとかなり厄介です。
アトピー患者は元々皮膚のバリアー機能が弱っていますから、どうしても感染しやすいのです。
しかも皮膚は非常にもろく破れやすいので、掻き毟った所から簡単に感染してしまいます。

 本当なら感染部位を空気に晒して乾かせば治りが早いのですが、手が届く所ならどんどん掻き毟ってしまいますので、包帯などで完全に被ってしまった方が、反って治りが早くなるように思います。

 もし異様に早く湿疹が増えていくようならこの病気を疑い、早目に皮膚科や小児科を訪れ、抗生物質の連続投与、塗布が良いでしょう。
一旦抗生物質を塗り始めたり飲み始めたら、最低限投与する日数を医師に確認して、完全に病原菌を叩いてください。

 最近は耐性菌による感染が増えているようで、中途半端に治療を止めると、思いもよらぬ事態を引き起こします。
 耐性菌による被害は最近では結核やMRSAでも有名ですが、病気は治す時に完全に治す方が良いのは西洋、東洋問わず、言うまでもありません。

さてもう一度おさらいです。

1.急激に増える湿疹は一度専門医の診察を

2."とびひ"と診断されたら同年代の子供との接触は控えてください。

3.入浴時はシャワーにし、消毒用石鹸を泡立て、手で優しく洗って下さい。

4.入浴後は消毒し、抗生物質を塗布した上で乾かすか、掻き毟るようでしたら清潔なガーゼで被って下さい。

5.一旦抗生物質を飲み出したら、用法を守って完全に病原菌を叩いちゃいましょう。


 今回は西洋医学のことしか書いていません。
勿論東洋医学でも治りますが、西洋医学のほうが早いですし、子供さんの苦痛も少ないでしょう。
 治療なんてその場面で優れた方を使えば良いんですよ。


 "とびひ"はアトピーの子供には避けては通れない病気ですか
ら、ここでは西洋医学の治療でありますが敢えて書きました。
 アトピーの治療には非常に長い時間を必要とします。


"とびひ"ごときで負けてはいられません。