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小児アトピー治療記録

 これはある小児アトピーの治療記録です。        
治療開始は3歳4ヶ月からで、新生児の頃にはアトピー症状はありませんでした。
3歳を過ぎた頃から軽い湿疹が出現し、その後全身に広がっていきます。
両親にはアトピーはありませんが、父親は乾燥肌であり、母親には花粉症や軽い喘息症状がでることがあります。
基本的に治療は毎日行い、ステロイドなどの外用剤の塗布はしていません。

<治療3回目>


 舌の赤味が強く、特に先端部に赤くぽつぽつとした突起がみられます。
彼は次男と年齢が近く、そのことによるストレスと飲食の不摂生(甘い物、辛い物が好き)、また季節による要素もあるようです。                     
湿疹が出だしたのは丁度3月中旬からですから、春の陽気が関係するようです。
アトピー患者が春先から体調が悪化することはよく経験することです。
治療は一般的には小児ばりで行うのですが、彼には初期に症状を抑えながら症状を一気に改善するため、刺入しています。
(大人と同じ方法)                  
場合によっては多少嫌がりますが、治療効果と治療によるストレスを天秤にかけて考慮すればいいと思います。    
彼の場合には鍼を怖がらないためこの方法で行いました。
この時の湿疹は、写真の部位の他にも・左手首の内側・腹部・陰部、内腿・わき腹など全身に渡って見られ、手首は動かすと皮膚が破け血が出るほどでした。          

<治療5回目>



         
 次第に湿疹が無くなってきました。           
最初の数回は刺絡も使いましたので、必ずしも誰にでも気軽にとはいかないかも知れません。      恐らく彼はかなり劇的に良くなった方でしょう。     
これは治療家との信頼関係や治療を始めた時期、その他の徹底的な生活指導にもよると思います。  治療の日を境にチョコレートやスナック菓子、牛乳やヨーグルトは与えていません。             また母親が公園などでのストレス解消に努め、汗の発散を促したことも早く治った秘訣でしょう。

 実はこの子供は恥ずかしながらうちの長男です。     
彼は家内が妊娠中から徹底した食事管理と運動を行い、同時に鍼灸治療もしていましたので、家内の身内の子供の中では唯一アトピーが出なかった子供です。          
家内の兄弟には合わせて7人の子供がいますが、私達の子供以外全員アトピーや小児喘息を持ち合わせています。   
また家内の兄弟(姉妹)自身も5人中5人何らかのアレルギー疾患を持っています。(家内も喘息様の症状が出ることがありました。)  
私達は家内の両親の実家が近いため、家内の親や兄弟からも可愛がられ、お菓子なども頻繁に買ってもらっていました。
乳児期に全くアトピーなどが出なかったため、すっかり油断したのが今回のアトピーとなったのでしょう。 私の両親も実家に帰るたびに大量のお菓子やジュースを土産に持たすものですからますます加速をつけたのだと思います。
もう暫く治療を続け、順次UPしていく予定です。    
             
22日夜に撮影しました。(治療9回目)
本人は眠っていた為、舌などは撮影できませんでした。  
右手の肥厚した皮膚が剥がれてきています。       
傷は治っているし痒みもほぼ無いのですが、昨日悪さをして家内に怒られ、右手を壁に擦りつけて泣いたようです。  
ですから実際には「もっと綺麗に治ってたのに」とのことでした。                        
怒られたりして機嫌が悪くなると痒みが出るようですね。 
これはストレスで悪化するということにも通じますね。  
それでは写真をどうぞ 

新しく撮った写真と共に、今までの経過を御覧下さい。  
経過としては悪くありませんが、やはり怒られると痒みが出るようです。 
以前のような皮膚の割れ方はしませんが、新たな掻き傷はまだ出来ています。
古い順に左上、右上、左下、右下です。         
右下は4月30日のもので、風呂上りの為少し手が浮腫(むく)んでいます。




 久し振りのUPですが、あの後とびひを発症し、一旦治りかけたのに悪化、それに伴い食事の制限(と言っても糖分・刺激物・添加物の制限のみ)を行い、この写真は8月13日の状態です。 

 やはり糖分に一番反応するようで、地域の子ども神輿の時に振舞われた、ラムネで一気に悪化しました。 
これは丁度とびひの治りかけと重なり、再び悪化する事となりました。                      
一応現在は、それらしい湿疹や皮膚の肥厚等は一切見られません。 
治療も行っておらず、引き続きの糖分の制限(お菓子・ジュース)を行っているのみです。 
        
これで追跡レポートは一先ず休憩です。 
       
最後にこれまでの経過をUPします。