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アトピーと寒熱

 冷やすのと温めるのとでは治療が逆ですよね。例えばお腹が冷えて痛くなったと勘違いして、盲腸を熱心に温めていたらどうでしょう?当然病態は悪化して腹膜炎などに移行する恐れがありますよね。
 つまり治療に於いて一番重要なのは寒熱の判断という事になります。

 それではアトピーの身体の状態は寒熱のどちらでしょうか?

 結果から言うとどちらのタイプも存在します。つまり熱を帯びたアトピーに対しては熱を抜く治療を、冷えからのアトピーには温める治療を選択する必要があります。これを誤ると全然治りません。

 実はアトピーなアトピー性皮膚炎という事もあって、多くの方が熱を抜く治療をしたがります。確かに表面上は熱をもっていますので、一時的には熱を抜く治療でも良くなることがありますが、多くの場合長続きはせず悪化します。

 これは食べ物でもそうです。熱を持つからと身体を冷やす食べ物や飲み物を摂っていては、決してアトピーは治りません。

 寒熱の判断は私達は舌や脈で診ますので、ここで書いても中々理解しがたいでしょうが、簡単に書くと脈が浮いていたり速い場合には熱がある場合が多く、多くは冷やす治療や熱を抜く治療が効果を挙げます。
 沈んでいて遅い場合は冷えが強く、温める治療が効果を挙げる場合が多いでしょう。
 舌は赤みが強ければ熱が多く、舌が白っぽければ冷えが多い場合が多いです。
 ただし寒熱の判断は専門家でも中々掴み難いこともあり、出来れば素人判断せず、専門家の下で診察してもらう方が無難です。
 何せ逆にすれば悪化しますから、致命的ですよ。