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アトピーと痔

 題のアトピーと痔ですが、東洋医学では痔は大腸の病になります。また、東洋医学では大腸は肺と密接に関係しています。そして肺は皮毛を主る(ひもうをつかさどる)と考えられています。皮毛とは皮膚と体毛のことですから、アトピーとも非常に関わりのあることなのです。
 アトピーにもいろいろなタイプがあり、それによって治療法が違うし、症状も少しづつ違います。先程書いた肺に関係するアトピーの場合は、元々呼吸器が弱く、しばしば小児喘息などを引き起こすタイプです。下にその肺が弱いタイプのアトピー患者の特徴を書いて、日常生活の注意を書きます。

<特徴>

・胸板が薄い
・毛深い(特に背中)
・喘息などを起こしやすい
・肌がかさかさする
・首が細い
・本来は肌が白い
・腸が弱い
・痔になりやすい(脱肛)


<注意>

・普段から辛いものを食べ過ぎない(もちろんバランスが第一です)
・乾布摩擦などで肌を鍛える
・冬場は加湿器などで空気の乾燥を防ぐ


<治療>

 これに加えてお灸で治療します。これはアトピーと痔の両方に効果があります。出来ればつぼを押すよりも、お灸でやる方が効果があります。お灸は市販の物で結構ですが、あまり熱いと次から嫌がりますので、暖かい程度でいいでしょう。

 下に場所を載せます。

(ツボの名前)身柱(しんちゅう)
第3胸椎と第4胸椎の間で凹んだところ。首を前に倒して出っ張った骨が第7頚椎なので、その下が第1胸椎。そこから数えていく。

(ツボの名前)命門(めいもん)
第2腰椎と第3腰椎の間で凹んだところ。骨盤の上のラインが第4と5腰椎の間なので、そこから上に数えていく。

 *この場合腸が激しい炎症を持って下血していたり、明らかに体力が落ちている場合などは無理なので、専門医にかかってください。目安として、やけにぐずったり、粘液が混じった便をしたりするようであれば、専門医にかかった方が無難でしょう。
 この治療は子供さんを中心に書いていますので、小学生位までの人を対象にして下さい。