収録記事
トップ
手技治療各論
トップ

肩凝り

 肩凝りは、腰痛と並んで多い慢性の整形疾患です。
しかしながら、大抵の人は肩凝りは治らないと決めつけているようです。
何故でしょう?

1.慢性疾患の王様

 治らない原因とされるのは、肩凝りが慢性疾患であり、その実態が掴みにくいものだからです。
慢性の血行障害は勿論、精神的なストレスや頸椎の異常、或いは腰椎や骨盤部での異常、内科疾患などの様々な理由や、それらの組み合わせで起ることが多いからでもあります。

 当然、治療は多部位に渡ることもありますし、まずは原因をいかに的確に探るかが問題です。
そのためには、多くの問題を把握する診察力と、身体の仕組みを理解している基礎知識が必要です。


2.治療

 肩凝りは、基本的に完治させることが出来るものだと思いますが、正確にはコントロール出来るようになると表現した方が良いのかもしれません。

 ただ揉むだけのその場しのぎや、頚を鳴らすだけのなんちゃって整体ではいけません。
頚の機能を理解し、その動きを的確に戻してあげなくてはいけません。

 当然、場合によっては肩胛骨や鎖骨、肋骨や胸骨の動きも調整したり、腰や膝、足首の治療も必要になることもあります。
そういった治療を受けた上で、肩凝りは治らないとか治るとかという評価をすべきだとは思いませんか?