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手技治療各論
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テニス肘

 テニス肘は、正式には外側上顆炎といい、肘の外側の痛みが主訴となります。
通常は何かを掴んで作業することが困難になりますが、悪化すれば常に痛むようになり、日常生活にも支障を来すようになります。

1.冷やす?温める?

 これは治療家により大きく意見が異なりますが、運動後の痛みや熱を持ち疼く場合には冷やし、冷え性で冷やすことが辛かったり、ひどい自律神経の失調の場合には温めることも必要です。

 これは、冷やした直後から、逆に自律神経の反射が起り、結果としては血流の増加が起る人と、そうではない人がいるためで、個人的には誰でも同じ方法で処置するのは感心しません。


2.サポーター、テーピング

 テニス肘には、専用のサポーターや装具もあります。
但しオーダーメイドではないですし、使用の仕方によっては返って状態を悪くすることもありますので、出来れば専門家の指示の元で使用するべきです。

 またテーピング等も、出来れば専門家にかかりながら使用するのが望ましいと思います。


3.治療

 テニス肘の治療の場合、欠かせないのが肩周囲の治療と、頸椎の治療です。
頸椎や肩関節の周囲の関節が、正常に機能するようにならなければ、治療をしたことにはなりません。

 当然これらの機能を手技などで回復させた上で、肘の周囲の関節の機能も回復させます。
基本的にはスポーツをしながら治すのが目標ですし、スポーツ障害の治療にとっては本来の姿であると考えています。