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手技治療各論
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五十肩

 五十肩の治療は、一般的にかなり時間がかかるものです。
これは症状が慢性的な上、実は原因が複数あることによるものです。
では少し整理して五十肩の治療を書いていきましょう。

1.頚からの五十肩

 他の疾患と同様に、頸椎から出た神経や血管は多く肩の関節周囲を通ります。
そのため、何らかの原因で頚の関節を傷めたり、関節の動きが悪きなったりすると、その後、肩の動きが制限されたり、痛みが出ることがあります。

 肘枕でテレビを見た後から、急に肩が上がらなくなった患者さんもいらっしゃいました。


2.腰からの五十肩

 腰痛から肩に影響があるのは、あまり想像が付かないかも知れませんが、骨盤の機能異常から腰背部の筋肉の過緊張を招いてしまい、背部の筋肉の緊張から肩の痛みや動きの悪さが出ることもあります。

 この場合には、肩の調整と共に、骨盤の機能異常を治療する必要があります。
腰部の症状は、自覚がある場合も無い場合もありますので、治療家が気付かなければ、治療の使用がありません。


3.下肢の不調からの五十肩

 稀に、膝や股関節の異常に伴う、肩関節の不良を訴える人もいらっしゃいます。
これも自覚症状が無い方もいらっしゃいますので、注意が必要です。


4.内蔵機能の低下による五十肩

 これは東洋医学的な概念が強いですが、数としてはかなり多いような気がします。
鍼灸が適応ですが、整体で時間をかけてなら治療も可能です。