収録記事
トップ
手技治療各論
トップ

顎関節症

 顎関節症の治療には、大抵の人が苦労します。 
歯科医でのかみ合わせの調整や、その他整体、鍼灸治療など様々な治療がありますが、どれも効果を出すには時間がかかります。
しかも一度に多くの医療機関にかかるのも大変です。
そういった治療でお困りの方はご相談下さい。

1.顎の役割

 顎関節症でお困りの方を見ると、多くの人は顔の歪みを抱えてい
ます。 
これは偏った奥歯の使い方や、頚の筋肉の偏った緊張、さらに頚椎の関節機能異常、そこから発展して頚部の関節の変形、最終的には顎の関節異常異常や変形へと悪化します。

 ここまでなるころには、立派に鼻筋や顔面筋全体の発達にも支障を来してしまい、顔が歪んでしまいます。
特に成長期前の顎の異常では、修復不可能な歪みとなります。

 これらの歪みの第一段階は、本来身体のバランスをとる存在の下顎の歪みから始まります。
下顎は常に顔の下部に吊り下げられ、身体の歪みを察知するセンサーのような働きをしています。
このセンサーが狂ってしまうと、身体全体のバランスが崩れることは想像に難くありません。


2.噛み合わせは夜歪む

 日中偏った生活・活動をしていると、どうしても顎の左右の筋肉は偏って緊張を強いられます。
これは上に書いた、下顎がセンサーの役割をしているからで、身体の歪みからも下顎は歪んでしまいます。

 日中は吊り下げられた形ですので、重力が常にかかっているため極度の歪みは出ません。 
ところが寝ている最中には、下に吊り下げられませんから、筋肉の緊張と共に下顎は引っ張られ歪んでしまいます。
歯科で作る矯正具は、夜間の歪みを減らすためには役立ちます。 

 ただ市販のマウスピースでも代用は出来ますので、当院でも作り方は指導致します。


3.当院での治療

 当院では、顎の周囲の筋肉の緊張や、顎の噛み合わせを狂わせる原因でもある、頸椎椎間関節の機能異常を取り除き、トータルで痛みや開口障害の治療を行います。 

 重症患者には、開口障害と疼痛の治療のために鍼灸治療を行うこともありますが、阿急性の患者さんには手技での矯正を行います。
手技での矯正はそれほど痛みを伴いませんので、時間はかかりますが、原因を少しずつ取り除きたい人には最適です。 

 また原因がそれ以外、例えばストレスや更年期のホルモン異常によるものでも、鍼灸治療で対応します。