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治り難い腰痛を治そう

 腰痛のきっかけ自体は単純なことなのに、
人によってかなり治り方には差があります。
通常なら2〜3日で完治するぎっくり腰も、
やがて激痛から鈍痛へ、
鈍痛から脚のしびれへと変化する方がいらっしゃいます。

 果たしてこの差はなんなのでしょう?

1.治りにくいには訳がある

 ぎっくり腰に限らず、
急性の腰痛や頚部痛、膝痛などでも、
治り方にはかなりの個人差があります。
この治り方の差に大きく関係するのが、
自律神経の働きです。

 自律神経はその名の通り自動制御で働く神経のことなのですが、
この自律神経の働きにより、
怪我をした後の傷付いた組織の修復や、
感染症予防などいわゆる自然治癒能力をコントロールしています。

 よく言う自律神経失調症の方では、
この自動制御が上手くいかないため傷の修復が遅れたり、
過剰な免疫反応により強い炎症や痛みが起こることがあります。
修復の課程は非常に重要ですが、
過剰な炎症や過剰な免疫反応は傷付いた組織の修復を遅らせたり、
また破壊することすらあります。

2.正常か異常かは案外簡単に判別出来ます。

 この身体の働きが正常か異常かを知るのは、
案外簡単なことで分かります。
すぐに分かるのはその見た目。

 腰痛持ちの人などは、
鏡で見たり人に写真を撮って貰えば一目瞭然。
自律神経の異常により血行(栄養)障害がある方は、
他の部分に比べて骨盤周囲がひどく黒ずんですすけたように見えます。

 人によれば子鹿のバンビのように白い斑点模様が出ることもあります。
これらの他の部位と比較した皮膚色の差はとても分かりやすいので、
素人目にも直ぐに分かります。
こうした見た目になるには、
状態が悪くなってから一定の時間が必要ですので、
皮膚の色が悪い時点で、
かなりの期間悪い状態が続いていることが分かります。

3.改善法とは?

 血行障害の出やすい下半身は、
半身浴やウォーキングなどを続ければ少しずつ改善しますし、
それ以外でも特に鍼灸治療はかなり効果的です。
自宅で施灸する場合には、
専門家にその人に適した灸点を付けて貰いましょう。

 お灸の場所は少しずれるだけでも効果が半減します。
出来れば定期的に灸点はチェックして貰うのが無難です。
こうした体質改善法を続けていれば、
急なぎっくり腰や寝違えもかなり防ぐことが出来ますし、
何よりも無駄な投薬を避けることが出来ます。

 また自分の目で体調を把握することが出来ますので、
あらゆる面で良いことばかりです。
少し自分の身体に興味を持ってみては如何でしょうか?